今日のVERITAS

何だか楽しそう

ヴェリタスの自習室に通ってくる生徒たちを見ていると、なんだか幸せな気持ちになる。講師が生徒の質問や相談を受けている姿はすでに日常の光景になっているが、中でも受験生が楽しそうに通ってくる姿を見ると、羨ましくもあり、少し不思議な気持ちにもなる。自分の受験期といえば、某予備校に通い英語辞書を丸ごと暗記している名物講師が、端から単語と意味を暗唱するのをテープに録音し、一つでも多く覚えようと四六時中聞いていた。こんなつまらない詰め込み勉強も、当時の自分は「受験期だから仕方ない」と諦めていた。かたやヴェリタスの受験生はどうだろう。受験生なのになんだか楽しそうに集まってきて、なんだか楽しそうに議論して、時には友達の質問に答えたり、下級生の質問に付き合ったり、この余裕はどこからくるのだろうか。もちろん、目に見えない部分でのプレッシャーや大変なこともあるとは思うが、自分もこんなふうに受験期を過ごせたら、と思わずにはいられない。中学生、高校生という多感な時期に、「○◯のため」と半ば諦めて、つまらなかったり、嫌だったりする気持ちを抑えて勉強している子供達がいるとしたら、ぜひヴェリタスにきてほしい。ここには勉強を楽しんでしている仲間や講師がたくさんいる。この学びの空気感を体験した子達は、きっと受験を終えてからも学ぶことを楽しんで続けていけるのではないだろうか。

2022-09-24T08:42:47+09:002022年9月24日|

名著の翻訳に取り組む(英語基礎コース最上位 L5クラス)

2022年度の夏学期のL5クラスでは、その活動の一部として、有名かつ読みやすい短編小説を幾つか選び、参加者がそれぞれ担当箇所を決め、その翻訳を作っていきました。学校の期末テストと時期がかぶるなどして、担当者が訳稿を提出できない場合には、他の参加者が代わりに翻訳したりするなど、皆が助け合って翻訳に挑戦していました。また、授業本番では、各人の訳稿に他の参加者がコメントをしていったのですが、細かい表現にも皆がこだわりを見せ、一語一語を大切にする態度を実践的に学んでいました(授業風景については、写真をご覧ください)。また、学期の後半になりますと、参加者は他人と自分との言語感覚の違いにも敏感に気がつくようになり始め、翻訳対象の文が言いたいことを正確に反映させた上で、どのような表現がもっとも読者の心を打つかといった高度な問題意識にも目覚めていました。翻訳において肝要なのは、作者の意図を決してねじまげてはいけないという意味での制限と、その制限の中で発揮されるべき翻訳者の工夫という意味での自由とが、バランスよく同居していることなのですが、このことを途中から生徒たちもはっきりと理解し始めていたように思われました。この授業で扱った作品は、具体的には、①マーク・トウェイン著『カリフォルニア人物語』、②オー・ヘンリー著『最後の一葉』、③エリス・パーカー・バトラー著『ブタはブタ』、④ワシントン・アーヴィング著『悪魔とトム・ウォーカー』、⑤ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)著『日本海に沿うて』、⑥ジャック・ロンドン著『キーシュ』などです。これらの英米文学における小品(ではあるが粒揃いの作品群) を訳していきました。この成果物は、一冊の冊子にして配布されます。使用テキストはこちら、皆で作った翻訳はこちらからご覧になれます。

2022-08-14T16:22:11+09:002022年8月14日|

相変わらずの風景

土曜の午後のヴェリタスは賑やかだ。入れ替わり立ち替わり生徒が質問に来たり、入塾希望者が相談に来たり、受付が開くと同時に自習に来る生徒もいる。今朝は早くから、新しい講師養成のための模擬授業も行われていた。生徒が来る前の静かな教室から、より良い授業のための真剣なやりとりが聞こえてくる。かたや世界を見渡せば、ウクライナでの戦争は収束の兆しを見せず、日本を含む多くの国々が史上初の猛暑に見舞われている。一方国内では追い討ちをかけるように誰も予想しなかった惨事が起こり、コロナは新株BA.5が猛威を振るい感染者が急増。これだけ想定を超えるできごとが頻度高く起こる日常だからこそ、ここに来れば「当たり前に」生徒たちが安心して質問できる場、楽しく議論できる場、講師・職員たちが学び合える場を作っていきたい。今日も数々のやり取りやいつも通りの風景からそんな風に思えたことに感謝である。

2022-07-17T16:21:35+09:002022年7月17日|

サードプレースとしてのヴェリタス

一般的に学習塾といえば、受験のための、補習のための、先取りして学びたい人のための、などさまざまな目的のために学習する場であると言えよう。しかし、ヴェリタスはそれだけではなく、ここに通う生徒たちにとって、家庭でも学校でもない第三の居場所を提供できたらと思う。実際受付横の講師室では、講師と生徒はもちろん、さまざまな年齢の人たちや違う学校から通う友達と、勉強の話、どうやってものを覚えるかの話、なんのために学んでいるか、友達関係の話、学校活動との両立の相談、あらゆる話題が飛び交っている。多様な人々との多様な出会いや交流を通して、教室とはまた一味違う空気を呼吸できる場にしていきたい。

2022-05-16T03:28:01+09:002022年5月16日|

ヴェリタスの春(春期講習・新中一数英スタート・卒業式)

ヴェリタスでは1月にスタートした春学期が終わり、内部では校内模試の実施、そして昨日からは「春期講習」がスタートしました。同時に2月に体験授業を行ってきた新中一のみなさんは、小学校卒業より一足早く早速授業がスタートしています。ヴェリタスの授業を見て思うのは、授業に「活気」があること。以前自分は活気がある授業とは先生のパフォーマンスが上手で、なんとなく楽しそうな授業をイメージしていましたが、ヴェリタスの「活気」は少し違います。講師が派手なパフォーマンスをするわけでも、高速で覚えられるノウハウやメソッドを伝えるわけでもありません。なので一見地味ではありますが、生徒の様子を見て思います。確かに頭を動かしている、と。それは講師一人一人が「学問に誠実に向き合っている」その空気が教室にいる生徒たちに伝わっているからではないでしょうか。学問に誠実に向き合う、とはどういうことか、あらわれる形は各講師によって違います。しかしどんな形であれ、ヴェリタスの授業を通し、効率やスピードではない「学問のたのしさ」や「たのしみ方」を若いみなさんに少しでも伝えられたら、それはこれからの「勉強」が「学問」になる種を蒔いていることになるのだろうと思います。希望の春にこのような感想を持てたことに感謝です。

2022-03-16T18:38:04+09:002022年3月16日|

「塾で人生が決まる?」

2月1日付の朝日新聞で「塾で人生が決まる?」と題し、少子化にもかかわらず過熱する受験競争の実態を伝え「進学塾」がその原因の一旦を担っているのではないかというテーマで論じていた。ヴェリタスも言わずもがな「塾」であり「受験科」もあり、業種といえば「学習塾」の部類に入るが、いわゆる受験競争の合格メソッドを提供する「進学塾」とは異質であることをこの記事を読み再認識した。そんなヴェリタスに新しい仲間を迎えるため、2月6日には新中学一年生を対象に体験授業とカリキュラム説明会を行った。「パズルのピースがはまったようにわかってすごく気持ちよかった」「その答えになるのはどうしてなのかという論理がこれから大事になっていくのだなと知ることができました」「具体的な根拠からその答えにたどり着く理由を教えてくださって、とてもその問題に納得がいき、わかりやすかったです」など、表現は様々だが、2時間足らずの体験授業を通しヴェリタスが伝えようとしていることをしっかりと受け止めている小学校6年生の感想に驚かされた。また、体験授業後に行われたカリキュラム説明会に出席した保護者の方からも「卒業生のお話を伺い学ぶ姿勢についても学ぶことができ、受験だけでなく今後役に立つと思いました」「学びのモチベーションを友人とともに高めあう雰囲気にとても好感を持ちました」「昔自分が覚えた時には、わからないままひたすらただ覚えたことも、今さら納得できる内容でした」などの感想が集まった。私も進学塾で人生は決まると考えたことはないが、ヴェリタスでの出会いはものの見方や考え方を広げ、ひいては人生を変える可能性もあるのではないか、ヴェリタスの在校生や卒業生を見ていて日頃感じていることを実感できた1日だった。2022年度、1人でも多くの新しい同志の皆様とともにそんな場を作っていけたらと考えている。

2022-02-11T09:11:02+09:002022年2月10日|

1ヶ月あってできないことは1年かけてもできない

共通テストを終え、受験生は国公立2次試験に向けて取り組む時期に入りました。ヴェリタス受験科も各種の直前講習を終えた生徒の皆さんが自習に訪れています。2次まで最後の1ヶ月、健康に気をつけて、妥協せず各々の取り組めますように。表題の「1ヶ月やってもできないことは1年やってもできない」は受験前の三箇条の一つ、自分もこの1ヶ月そんな覚悟で過ごしてみようと思いを新たにしました。昨日は湯島天神でお参りをしてきました。一足早い紅梅や蝋梅も咲いていました。ヴェリタスには中学一年生から6年間通った人も、受験科から1年間だけ通った人もいますが、いつの間にかどこかしらヴェリタスらしさを醸しながら、穏やかな雰囲気の中で受験を迎えている姿が印象的です。昨年に引き続き今年はコロナ感染にも気をつけなければならず、受験生には酷な状況が続いていますが、備えを怠らず蓄えてきた力を存分に発揮できるようにと願っています。

2022-01-30T18:18:52+09:002022年1月30日|

カラフルの一部分

あっという間に年があけ、2022年になりました。明けましておめでとうございます。さて、暮れから年明けにかけて、ヴェリタスは行事が目白押し。冬学期修了の校内模試、冬期講習、基礎科は学期を終えての発送、そして大掃除。明けたと思えば開講日、とお正月気分も束の間、日常が戻ってきました。昨年を表す漢字は「金」だそうで、オリンピックや大谷翔平選手の活躍が影響しているとか。ちなみにヴェリタスを色に例えるとなんだろうと考えますと、迷わず「カラフル」と言えるのではないかと思います。講師も生徒も個性的な人が、それぞれ居心地の良い場所。それぞれが思い思いのスタイルで学べる場所。誰もが誰かと同じであることに腐心したり、違うことを否定したりするのではなく、その違いを尊重できる場所でありたい、と思います。

2022-01-10T18:09:49+09:002022年1月10日|

勉強は楽しい・・・だから受験も頑張れる

9月から始まった冬学期、今週でどのクラスも最後となります。特に受験科のみなさんにとっては、1月から始まったクラスの最終講、思いもひとしおです。ヴェリタスで人気の理科一年完成コースは文字通り受験前の1年間で、受験に臨める力を身につけてしまおうというスピードクラス。だからと言って、テスト攻略の早道とは真逆の内容。「そんなことまでいる?」というレベルまでやってしまう、そうです。卒業生インタビューでも、在校生インタビューでも皆が口を揃えて言っているの「遠回りが逆に近い」「<参考>がむしろためになる」「大学の授業が余裕」など、はその裏付けかと。単に受験を成功させるメソッドを超えた何かを掴んでいる様です。とはいえ、受験本番目前は誰もが緊張し、気持ちも落ち着かないと思いますが、ヴェリタスで培った「勉強は楽しい!」と思える感覚を忘れず後1ヶ月足らず、頑張って欲しいと思っています。

2021-12-22T17:08:46+09:002021年12月22日|

「説明を聞いてとてもワクワクした」(受験コース説明会参加者アンケートより)

先週に引き続き今週は外部生向けに「受験コース説明会」を開催しました。ヴェリタスの受験コースは1月からスタートする1年完成コース。まずこの一年のカリキュラムの全体像をお話しし、その後数学、英語、理科(物理・化学・生物)、国語の各講師からの説明、そして卒業生からの話を聞きました。参加者の感想には「1年間で履修を終わらせることができるという説明に根拠があり納得できた。」「説明を聞いてワクワクした。早く数学・理科の授業を受けたい。」「原理から学ぶにとても共感しました。」と言う声も。また「勉強を始めるのが4月からでいいと思っていたため、楽観視していたことに気づけた。」「実際に通われている方のお話を聞くことができて、イメージがつきやすかった。」「パンフレットで見た通りの塾だと思った。」などこの1年間のイメージやヴェリタスを身近に思っていただけたことが感じられ、嬉しく思いました。とても小さな塾ですが、一人一人を大切にして、受験であってもその先につながる学びを目指している塾です。自ら望んで、深く、楽しく、一緒に学べる仲間を募集しています!

2021-11-15T10:38:43+09:002021年11月15日|
Go to Top