2月1日付の朝日新聞で「塾で人生が決まる?」と題し、少子化にもかかわらず過熱する受験競争の実態を伝え「進学塾」がその原因の一旦を担っているのではないかというテーマで論じていた。ヴェリタスも言わずもがな「塾」であり「受験科」もあり、業種といえば「学習塾」の部類に入るが、いわゆる受験競争の合格メソッドを提供する「進学塾」とは異質であることをこの記事を読み再認識した。そんなヴェリタスに新しい仲間を迎えるため、2月6日には新中学一年生を対象に体験授業とカリキュラム説明会を行った。「パズルのピースがはまったようにわかってすごく気持ちよかった」「その答えになるのはどうしてなのかという論理がこれから大事になっていくのだなと知ることができました」「具体的な根拠からその答えにたどり着く理由を教えてくださって、とてもその問題に納得がいき、わかりやすかったです」など、表現は様々だが、2時間足らずの体験授業を通しヴェリタスが伝えようとしていることをしっかりと受け止めている小学校6年生の感想に驚かされた。また、体験授業後に行われたカリキュラム説明会に出席した保護者の方からも「卒業生のお話を伺い学ぶ姿勢についても学ぶことができ、受験だけでなく今後役に立つと思いました」「学びのモチベーションを友人とともに高めあう雰囲気にとても好感を持ちました」「昔自分が覚えた時には、わからないままひたすらただ覚えたことも、今さら納得できる内容でした」などの感想が集まった。私も進学塾で人生は決まると考えたことはないが、ヴェリタスでの出会いはものの見方や考え方を広げ、ひいては人生を変える可能性もあるのではないか、ヴェリタスの在校生や卒業生を見ていて日頃感じていることを実感できた1日だった。2022年度、1人でも多くの新しい同志の皆様とともにそんな場を作っていけたらと考えている。