千葉大学医学部医学科
石山 舞歌 さん(加藤学園暁秀高等学校卒業)

片道2時間でも通う価値が

高校2年生の秋に、数学・物理が行き詰まったんです。私の家は都心から離れていて、田舎で、塾の数も限られていました。分からないところがあっても、どの先生に聞いても疑問が解消されることがなかったので、そのまま苦手意識だけが積み重なってしまって。ヴェリタスへは片道2時間かかるのですけど、それでも行ってみたいと思って、切羽詰まっていたのを覚えています。初回の授業から、「もっと早く存在を知っていれば良かったな」と思いました。こんなに分かりやすく教えてくれる人がいるのかと(笑)。例えば、ここからここまでが「例」、ここからここまでが「定義」、ここからここまでが「公理」、そういった、学校の授業だと曖昧になって頭の中がグジャグジャになっていたことが、VERITASの授業では整理されて頭に入ってくる。初回の授業で、数学のアプローチの仕方が変わったように思います。

毎回毎回が「この一回を完璧にしよう」という気持ちで挑めました

以前は、問題を前にして、解けるか解けないかって「運」みたいに考えていたのですが(笑)、VERITASに来てからは、自分は何が足りなくて解けないのか、または逆に、ここが分かっているから解ける、と自分で説明できるようになりました。それは特に夏が過ぎたあたりからで、嬉しくて嬉しくてたまらなくなったのを覚えています。大きな問題でも、小さい問題でも、分け隔てなく「どうしてだろう」と考えて答えを出す。ちょっとした問題でも投げやらない。その癖をつけたことが大きかったと思います。

苦しみを帳消しにしてくれる「答え」を

私は受験時代、すごく苦しんだんです。苦しんだのですけど、苦しんだ先に答えが待っていて、それが見つかると、苦しみが帳消しになって嬉しさに満たされる。VERITASが無かったら、私は答えにたどり着かなかったように思います。いろいろな人に助けられました。受験勉強を本気でやったら、本当に良い経験になります。医学部に入って、忙しい毎日ですが、とにかく、人の役に立つことをしたいです。自分の目の前に、様々な人が入ってくる。そういう人たちが幸せになれるお手伝いができたらな、って。