琉球大学医学部医学科
林 七菜 さん(淑徳与野高等学校卒業)

難しい問題をやることで、易しい問題の解くスピードをあげる

地方国立の医学部志望だったので、難しい問題はいらないだろう、って学校では言われてたんですけど、難しい問題やってみて本当によかった。前まで、私は、解法が1個しか思いつかなかった、要は類題を知ってただけで。だから、どんなに計算とかだるくても、それでいくしかないからすごい時間かかったりとか、方向転換が遅いとかよく言われてて。でも、難しい問題って、それではとても太刀打ちできない。だから、これがだめなら次このやり方で、これがだめなら次のやり方で、って考えるようになっていって。めんどくさかったらやめて、だったらこう、図形的に考えたら速くなるかも、とか。だから、圧倒的に考える速さが上がっていきました。

解けたか解けないかで一喜一憂しない

もう一つ、自分でも驚いた変化は、普通に難しい問題を考えるのが楽しくなったこと。前は難しい、って思ったら絶対解きたくないって、だって解けないと嫌だから。でも、難しくても、極端な話、解けなくても、あ、この問題おもしろい、と思えるようになった、すごーい!とか。ホワイトボードを使って、みんなであーだこーだいったり、なんかちょっと形変えてみる?、これだったらいけるんじゃない?とか考えるのがすっごい楽しくて。だから点数でも一喜一憂しなくなったし、私、入試に近づけば近づくほど楽しくなっていって、学校で変人扱い(笑)、ヴェリでは比較的普通だったけど(?)。ヴェリの友達って、何か戦友みたいな感じで、常に教え合ったり支えあったりして、毎日行きたくなる場でした。個別ブースでなくて、向かい合って座る自習室って普通なくないですか?図書館みたいな。私には向かい合っているのがすごくよかった。目の前の人が頑張ってるって分かるからね。見えないより見えたほうが、私は頑張れたんです。