開講日
2026年 1月11日(日)以後毎週日曜 12:30~
クラス概要
数IIIC*範囲の前提知識は一切不要(数IIの微積分の知識は必要)です。数IIIC*未修の人を対象として、1~3月の3ヶ月間で数IIIC*全範囲を導入、演習します。数IIIC*範囲はI、II、A、Bに比べて比較的易しく、受験標準レベルの問題は、この3ヶ月で解けるようにすることが十分に可能です。数III範囲では「極限とは何か」「一次近似としての微分」「三角、指数、対数関数の微分」「区分求積」「部分、置換積分」「パラメータ積分」、数Cの範囲では「複素平面」「二次曲線」を中心に演習を行います。
*印の数IIIC範囲は、全てベクトルを除く
Q. 本科(U1、2、3、4) をとらずに、数IIIC速習のみ受講できますか?
はい、できます。ただ、毎年、数IIIC速習のみを受講した人の多くが、他塾と比較し結果として4月から本科編入を希望するのですが、もう3ヶ月分進んでしまっているため、その分を補うことにかなりの努力を要することになります。数学が苦手な人ほど、1月からの受講をすすめます。また、どちらかしか受講できないとすれば、迷わず本科のみの受講をすすめます。
Q. 本科(U1、2、3、4) の数学との両立は大変ですか?
時間をかけて復習をしてほしい本科の数学とは異なり数IIIC速習では授業中に出来る限り演習をすませ、授業外での勉強時間を最小限にとどめるようにカリキュラムが組まれていますので、大丈夫です。 学校で数を扱う時期の遅い国立公立校の人の多くが、本科と数IIIC速習の両方を受講しています。
3ヶ月の大まかな流れと講義予定
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1 月
I 微分 〜一次近似〜
歴史の中で、極限という概念がなぜ必要になったのか、というところからはじめ、微分とは何かを、数式と感覚の両方で把握することを行います。極限計算、微分計算を、整関数だけでなく、三角、指数、対数、有理、無理、分数関数といった初等関数に対して網羅します。1月末までに、今まで描くことのできなかったグラフを数多く描くことが可能になります。
■使用テキスト『初等解析学概説』
第1講 極限とは何か
第2講 極限算法
第3講 一次近似としての微分
第4講 微分算法
(三角、指数、対数関数の微分、陰関数、逆関数、パラメータ微分) |
2 月
II 積分 〜無限和〜
なぜ微分の逆演算で面積が求まるのかというところからはじめ、最も初学者にとってハードルの高い複雑な積分計算を、繰り返し確認テスト等を行いながら、1つの統一的な手法によって身に付けてもらいます。そして後半には、どのように分割を行うと計算回避が可能かの講義を行います。
■使用テキスト『初等解析学概説』
第5講 微分法の応用
(平均値の定理、変曲点) 第6講 微積分の基本定理、区分求積
第7講 積分算法
(置換積分、部分積分) 第8講 積分法の応用
(長さ、面積、体積) |
3 月 [前半]
III 二次曲線
二次式でかくことのできる曲線に対し
解釈1 [平行移動・方向拡大] 解釈2 [2点からの距離] 解釈3 [点と直線からの距離] 解釈4 [円錐切断] 解釈5 [極座標] という5つの解釈を行います。1日1解釈という形で進み、それぞれの解釈の関係を見てゆくため、最終日の5日目には、すべての解釈が頭の中でリンクすることになります。
■使用テキスト『二次曲線』
第1講 (原点中心回転)・(平行移動)・(方向拡大)
第2講 2点からの距離
第3講 点と直線からの距離
第4講 円錐の切断面
第5講 直交系以外から
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3 月 [後半]
IV 複素平面
複素数を平面上の点と同一視することで、一変数複素関数を平面から平面への点を移す変換と捉えます。特に複素数の四則演算に図形的な解釈を与え、これにより初等幾何の多くの問題が複素数で解決できるようになります。さらに、反転によって、円が直線に移り、直線が円に移ることを学び、最後に、一次分数変換が反転・回転・平行移動の組み合わせで表されることを示します。
■使用テキスト『複素平面』
第1講 同一視
第2講 主体と客体
-演算を移動とみなす- 第3講 図形問題への応用
第4講 等角写像
-円が直線になり、直線が円になる- 第5講 一次分数変換
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