
東京科学大学(旧東京工業大学)1年
岡田 敬心 さん(城北高等学校卒業)
「数学を楽しみつつ、入試で満点も取れた」
数学への視点が増える
元から数学が好きで、大学範囲にも少し踏み込んで一人で勉強していたんですけど、受験はそれはそれで準備しなきゃということで、ヴェリタスの受験科に入りました。授業を受けて驚いたのは、高校範囲のはずなのに自分で数学書を読んでる時と同じような面白さを感じたことですね。原理をしっかり示すだけでなく、視点が増える経験がありました。例えば「ある性質それ自体が定義になりうる」っていうのは、それまで考えたこともなかった視点だったので印象に残ってます。独学だとやっぱり抜けがあるから、そこが授業を受けることで自然と埋まっていくし、「あの内容ってこういうことが言いたかったのかな」って繋がっていくのも面白かったです。
解けない問題に向き合う
U4(数学上級クラス)の夏学期は毎週何問か予習してディスカッションをするパートがあるんですけど、その問題が普通の入試問題より断然難しいんですよ。それを解くのがとにかく楽しかった。時間がある時に1週間ひたすら考えて、自分でなんとか道を切り開いていく感じ。ちょっと考えただけではどうにもならない問題にも向き合っていこうという姿勢は、大学での勉強にも繋がっています。
ちょうど良い深掘り
化学も受講してたんですけど、とにかく授業が面白くて、授業中に全部覚えようと思って聞いていました。原理の深掘り具合がちょうど良くて、理解しやすかったです。必要以上には立ち入らないけど、もっと知りたければ教えてくれる感じで。受験勉強をしつつも化学の面白さを感じられる授業でした。高校で全然授業を聞いていなかったから元素記号しかわからない段階からのスタートだったんですけど、0から始めて1年で演習まで終えるカリキュラムのおかげで挽回することができました。授業と先生に教えてもらった問題集だけしかやってなくて、入試本番も8割とることができました。
