東京大学理科1類
辻 真邦 さん(麻布高等学校卒業)

勉強が楽しいものだと思ったのは、小学校以来だった

高2の秋くらいに、そろそろ勉強するかと。で、自分でもやってみたんですけど、やっぱり今までどおり、勉強はあんまり面白いもんじゃない、勉強してる友達もつまんなそうにやってるし。これから受験勉強、しんどい我慢の1年が続くことを覚悟して、修行だと思って入塾した感じでした。それでも、友達の話きいてピンとこない大手の塾は避けて、パンフ見て、ここならましかもと思い、通い始めました。通う前、4時間の授業というのが、長いかなって思ったんですけど、さらっとおわって、案外すぐだったですね。こんなに座ってられないだろって思ってたんですけど。物理とか数学とか楽しくて、おお、すげーなって。勉強楽しいと思ったのなんて、小学校以来でした。ずっと勉強サボってきてたんで、すごくできなかったんだけど、なんだかんだいって、1から難しいところまで全部やるという形態だったんで、これならやれるぞと思いました。

物理に興味がなかったのに、結局、今は物理学科に進学しようと思っている

ヴェリタスの物理の授業の、数式で表現されているものと、実験とか現実で起きることが、直感的イメージでつながっていくという体験が面白くて。暗記ってめんどいし好きでないんで、覚えなくてもだんだんわかってくる物理ってのが楽しくて。来週が楽しみというか、もっと知りたいなあってどんどん思うようになっていきました。理科にしろ数学にしろ、いろいろなものが内部でたくさんつながっている。最初の方に出てきたものが最後の方に出てきたりして、あぁこういうふうにつながってるんだと思えて、そういう事を経験していくというか、感じていって。このつながりを知るという体験が、もっと別のつながりがあるんじゃないかと探っていくことを誘っていくというか。つながりに敏感になっていくという感じです。

論理の飛躍に敏感になる

敏感と言えば、大学の授業とかで細かいところをやっていくと、さらっと流されるところとかが結構あると思うんですけど、そういうギャップというか飛躍に敏感になりました。飛躍がないような学び方をこの1年で見せてもらったからだと思います。そういう飛躍に気づいて、その部分を自分で考え、埋めてみるとかが、今大学で生かされているなと。受け身でないというか、なるほどだけで終わらない、という感じです。板書のノートを、一度全部自分の言葉にしてみて、それをノートに書いてみる、ということを今でも繰り返しています。