東京大学文科3類
菊田 真史 さん(浅野高等学校卒業)

「やり方」よりも「頭の働かせ方」、「覚える」よりも「関係を理解する」

学校では、「こういう設問にはこれを知識として知っていなくてはダメでこういう風に答える」みたいな感じの授業だったんですけど、ヴェリタスの授業だと、「こういう問題にあたったときにどのように頭を働かせて解くのか」という授業が多かったと思います。学校の授業だと、覚えていればいい、みたいな感じで、頭の働かせ方、そのものを扱うことはないので、それが斬新でした。テキストも、つながり重視で、こことここがこうつながって、だからその関係性からこのような因果で、みたいなところを一つずつ潰していく感じで。一つ一つがクリアにまとまっているので、テキストが勉強のペースメーカーになってくれたな、と思います。直前期までヴェリタスのテキストだけでやっていました、それで大丈夫という安心が常にあったという感じです。

いろんなタイプの人がいるのがいい

学校も、私立から効率までさまざまだし、家から近い人もいればめちゃ遠い人もいる、医系もいれば、文系もいる、常にごちゃまぜで授業を受ける感じがよかったです。文系にとっては、この内容は突っ込み過ぎかなと思ったこともあったけど(これはいらないのではという誘惑に負けないことも大事だなと)、大学に入ってみれば、結局何もかも必要なことで、良い経験でした。やり方を教わって当てはめて考える、っていう作業でなく、やり方を組み合わせて頭の中で作っていく、その組み合わせ方は、大学でとても役に立っています。自習室もいい雰囲気で、みんないろんな科目をやっていましたね。

7月に引退するまで、週7くらいで部活やってました

試合の前日のヴェリタスとか、結構大変で、疲労困憊(笑)。でも、授業は出続けていました、授業だけは絶対休まないようにと決めてました。一回一回の内容が濃いので、それを落としてたまるかと。体力限界でしたね、レッドブル飲みまくって(笑)。でも休むよりは授業に出たほうが、結局、短い勉強時間で同じことを把握できるんです。いや、もし授業にでなかったら、倍の時間をかけても、同じ水準まではいかないと思います。ぼろぼろで授業に出て、あまり内容を理解できなかった時に、質問にいっても、真摯に答えて下さって、それはありがたかったです。みんなフレンドリーで、親しみやすくて。