筑波大学医学部医学科
永井 啓太 さん(芝高等学校卒業)
ヴェリで身に付けた、 順序を追って考え抜く力が大学でも役立っています。
僕は、数学だけは、中学から他の塾に通っていました。でも、なあなあな雰囲気になってきてしまって、問題を解いてはいるけどただ解いているだけで、このままでいいのか気になっていました。受験を1年後に控え、数学以外もどうしようか悩んでいて…。そんなときに母親がヴェリタスのパンフレットをもらってきて、「ここ、結構おもしろいんじゃないの?」と勧められたんです。読んでみたら、“1年完成”と語ってあるし、根本からやるというのも自分の中ですごく響いて、これに賭けてみようと思いました。
ヴェリはどの科目も、パンフレットに書いてあるとおり、本当に原理に遡ってやってくれます。だから、授業を通じて、どんなにすごいことも元々は基本的なことからはじまって、徐々に積み重ねて分かっていったことなんだと実感できました。また、僕自身、一見するとものすごく難しそうな問題にあたったときでも、焦ったりすぐに諦めたりしないで、いろんなアプローチを試しながら順を追ってやっていけば大丈夫だと考えられるようにもなりました。
今も大学で、この考え方はとても役に立っています。チュートリアルというディベート形式の授業では、患者さんの病状や背景などが与えられて、どういう処置をしていくべきか、数人のグループで議論するんです。与えられる課題は、病状だけではなく、患者さんや家族の心情など、非常に難しいものも多いのですが、そのいくつもある問題を一気に解決しようとしないで、ひとつひとつの問題を追って考え抜いて、順序立てて解いていくことが自然にできているのは、ヴェリで身に付いた考え方のおかげだと思っています。