自らの頭を使う場としての授業
分かりやすいとされるショーのような授業では、授業を受けた満足感はあるでしょうが、自分の力がついたわけではありません。ヴェリタスでは、きれいで分かりやすい解答を示しておしまいではなく、その解答へどうやったら自分でたどり着けるのかのプロセスをじっくり自らの頭で考えてもらいます。受け身ではなく、自分の頭を使う場所としての授業になっているのです。
専門書を使いこなし、ひとりでも学んでいける力の養成
難解な専門書を、一人で読みすすめてゆく力。これこそが、大学にはいるまでに身につけなければならないボーダーラインです。ヴェリタスでは、自分の力で「文章の行間を補っていく力」を、各教科を題材として育成します。
真に効率的な勉強とは
- 曖昧さを排除すること
- 歴史を追うように学ぶこと
ヴェリタスの各教科では、「何を」「どのような順序で」「どのように学べば」、効率的に、無論それのみでなくより深い理解を得ることができるのか、将来の役に立つのかという議論を重ねた末、カリキュラムが組まれています。そして、そのために重要なことは二つであると結論づけています。
一つは、曖昧さを一切排除し、些細なことであったとしても一切略すること無く、すべてを1から構築してみること。このことにより、知識がないから分からないのか、そうではなく自分で考えることによって分かることなのかの見当がつくようになり、わき上がった疑問を放置せず自問自答し続けることができます。もう一つは歴史を追うように学ぶこと。新しい概念を学ぶ際、先人がどのようなプロセスを経て、その概念に至ったのか、それを追体験することが真の理解への最短距離です。これは独りではとても難しいことですが、良い講師に巡り会えば中高生であってもそれほど大変なことではありません。自らでその概念をつくる体験をすれば決して忘れることはなく、いつか新しい概念を自分で作るときに役に立つことでしょう。この体験こそが、いわゆる発想力につながるものです。