講座名/時間 | 内容紹介 | |
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物理 |
エネルギーと運動量第4タ-ム4,5限変則 |
「外力の作用が速度変化を生む」というのが、運動方程式に従って運動を解析する観点です。これに対し、運動量および運動エネルギーという量を導入した上で、それらの変化として運動を理解・分析することもまた、強力な手段です。この講座では、(1)時間の経過に対しこれらの量が変化しないという新しい形の法則(狭義保存則)に習熟すること、(2)運動方程式と本質的に同等であるはずのこの保存則が、運動方程式よりも便利なのはどのような状況かを整理することを目標とします。また、円運動や剛体のつりあいなどのテーマについても扱い、力学全範囲の講義を一通り完了します(既習範囲の確認の為、外部生の受講には担当講師との面談が必要です)。 |
化学 |
化学平衡と酸化還元第2タ-ム5,6限 |
反応速度、化学平衡、酸・塩基、酸化還元、電池の各分野の講義および演習を行います。これらの分野は入試において好んで出題され、ほんの少しの理解度の違いが得点に大きく差がついてくる分野です。単なる公式の暗記にとどまらず、頭の中で描いた分子モデルを自分で動かすことによって、マクロな現象をミクロな視点から理解し、自分で説明できるようにすることを第一の目標とします(外部生の受講には担当講師との面談をおすすめします)。 |
生物 |
総論的入試問題演習-物質と細胞-第4タ-ム5限 |
生物は、多くの知識の寄せ集めで、丸暗記にならざるを得ないという意識を払拭してもらうための講座です。生物という科目は、基礎となる構造をつかめば、一見まとまりのない知識に対しても、つながりから理論的な考察が可能になる科目です。 本講座では、各回の冒頭に30分2問のテストを行ない、その後各問題において問われていること並びにその背景にある生命現象の基礎構造の解説を行います。扱う問題は、「生体を構成する物質」、「代謝」、「細胞分裂」、「転写・発現」、「遺伝」、「発生」、「進化」、「物質循環」といった、生物学全般にわたる理論の骨格を成す分野です。ただの知識ではなく、有機的につながった知識に変化させ、それと同時に、添削を通じて、(1)自力で理論を展開する力、(2)その理論を限られた文字数の中で文章化する力を付けていきます(丁寧に添削指導します)。みなさん一人ひとりに今後1年間の勉強方針を提示を行うことが本講座の目的です。 |
参考資料 - 理科・分野別取り扱い時期
物理
分野 | 時期 |
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力学 | 1-3月 |
熱学 | 4月 |
電磁気学 | 5-7月 |
波動 | 8月 |
原子 | 8月 |
化学
分野 | 時期 |
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理論 | 1-3月 |
無機 | 4-5月 |
有機 | 6-7月 |
生物
分野 | 時期 |
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総論 | 1-3月 |
各論 | 4-7月 |