IV 近現代史

通常の学習では受験期直前までかかってしまう、あるいは、受験期には間に合わない可能性もある近現代史の全容を、この時期にすでに修了させてしまいます。講義では、旧来の幕藩体制の影響を色濃く残しながら樹立された明治政府が、少しずつ政治機構として成熟していく様子を追いかけながら、同時に、欧米列強や世界の金融市場との関与を深めるなかで、世界情勢と不可避的に協調し、また、衝突してゆく日本の揺れ動く近代国家としてのありようを把握していきます。

戦前昭和
第1講 政党政治論 1922〜1926
第2講 昭和恐慌論 1926〜1931
第3講 満州事変 1931〜1936
第4講 日中戦争・太平洋戦争 1936〜1945
戦前後
第5講 戦後改革論 1945〜1951
第6講 日米安保体制論 1951〜1955
第7講 高度経済成長論 1955〜1973
第8講 現代の諸問題 1973〜2018