I 解釈技法の基礎を完成

– 文法・敬語をどう利用するか –

文法事項を中心に文章を読むための基本原理を身に付けます。授業では、これを、無味乾燥な量的暗記に頼るのではなく、文法はどのような役割を担っているのか、言葉の意味はどのようにして定まったのかという原理から考えます。これによって、意味あるものとしての生きた文法体系と語彙を手に入れることができます。

1月・2月

古文

古文の学習方法
第1講 最低限の省略と決まり事
第2講 長いものは短く
第3講 文のレベルを区別する
– 会話文と地の文 –
第4講 短いまとまりを正確に読む
① S+Vを明らかにする
第5講 ② Vに付属する語を判別する
第6講 ③ 敬語を克服する
第7講 文章を正確につなぐ・埋める
第8講 精確に読む

漢文

漢文の学習方法
第1講 中国語の文構造
第2講 困った時の訳し方の手順
句法
第3講 この字を見たらどうする?
(再読文字)
第4講 この字を見たらどうする?
(否定)
第5講 この字を見たらどうする?
(使役・受身)
第6講 この字を見たらどうする?
(如と若)
第7講 この字を見たらどうする?
(反語と抑揚)
第8講 その他注意すべき字
(強調と比喩)

3月 [春学期集中授業]

古文

無視できる敬語
和歌 ―枕詞・序詞・掛詞・縁語―
文脈をつなぐ ―指示語―
精確に訳出する

漢文

第1講〜第8講を踏まえた問題演習