テーマ別文法演習

講座

Level2 1,2組 必修-1

内容

中学範囲の英文法を終え、高校英文法を学び始めている人を対象に、テーマ別に文法事項の完全定着を目指す講座です。各日の大きなテーマは、「準動詞(特に分詞構文)」・「関係詞(特に関係副詞)」・「時制(特に仮定法)」・「第5文型(特に原形不定詞)」・「態・比較」となります。
授業は、①簡単な文法事項の確認、②文法問題演習、③英作文演習、の3部構成となり、とりわけ③の英作文演習では、20~30題という多量の問題を一気にこなし、文法理解の深化定着を目指します。
(外部生の方で受講を希望される方は面談が必要です。)

全文法 総確認演習 ─全文法事項を一気に網羅─

講座

Level3 必修-1

内容

高校英文法の全分野を一通り学び終えた人を対象に、英語の全分野にわたる文法事項の総復習を行います。問題は、「一を聞いて十を知る」ことのできる厳選された30題を利用し、基本的な文法の記憶をリフレッシュすると同時に、比較的発展的で難度の高い例文も提示することで文法論理に関わるどんな複雑な英文でも対処可能な力を鍛錬します。一方、長文問題は、各日の文法事項に対応したやや長めのものを選んであります。

たった5日間で全分野を鳥瞰できる講座ですので、忘れかけた文法事項を思いだしたい人、自分の総合英語力を試してみたい人に最適の講座です。予習として、文法問題30問と長文1題を解いてくることが、受講の条件となります。
(外部生の方で受講を希望される方は面談が必要です。)

冠詞・名詞講義

講座

Level2 1,2組 必修-2

内容

中学英文法の基礎の既習者を対象に、通常講義では独立して取り上げられにくい「冠詞・名詞・代名詞」の用法を講義します。冠詞や名詞は、不定詞や関係代名詞といったメジャーな文法事項の谷間に落ち込み、無視されることが多いのですが、「正確な英作力の完成」「ネイティヴの発想力の獲得」に是が非でも欠かせません。英語力の有無はこうした曖昧な分野を自在に操れるかどうかで判定されるとすら言っていいでしょう。
本講座では講義に加え、冠詞・名詞にスポットをあてた長文読解を行い、上記文法事項の定着を狙います。
(外部生の方で受講を希望される方は面談が必要です。)

動詞講義 ─あらゆる構造の核となるもの─

講座

Level3 集中授業-2
Intensive Level3 集中授業-2

内容

本講座では、英語を理解するうえでもっとも重要な「動詞」に光をあてます。助詞が存在しない英語においては、その負荷をおもに動詞が引き受け、英文の構造と意味を決定します。たとえば、次の英文を比較してみましょう。

① I eat an apple in the room.
② I put an apple in the box.

例文①のin句の存在は随意的ですが、例文②のin句の存在は義務的です。動詞putがinを「呼び起こし」、putとinのあいだに見えない「力線」が生まれているのです。こうした力線をうまく実感できてはじめて英文は統合され理解がもたらされます。本講座では、こうして随所に張り巡らされた力線を可視化し、バラバラに理解されがちな諸パーツを有機的一体として理解することを目指します。個々の動詞に応じて「呼び起こし」方は違いますので、5日間を通じてパターンを分別したうえ、個別的に各動詞のあり方に迫ります。
(外部生の方で受講を希望される方は面談が必要です。)

高校英語構文入門

講座

Intensive Level3 集中授業-1

内容

無生物主語構文・タフ構文・ホット構文・分詞構文・富士山(父死三)構文・クジラ構文・名詞構文・形式主語構文・強調構文・too to構文・so that構文・such that構文・ザヒザヒ構文・使役構文・There V構文・enough to構文・結果構文・描写構文・倒置構文・否定構文・比較構文……。これらの「○○構文」という名称、この通り思いつくままに列挙してみますと、有名なものから無名なものまで、枚挙に暇がありません。そもそも「構文」とは何でしょう。英語における「構文」とは、その構成語句の入れ替えを許容しつつも、時代をまたいで維持され続ける英語の典型的な並べ方だと捉えることができます。
このような、構文の秩序それ自体が持つ意味を学んでいくことは、我々の効率的で正確な英語学習を可能にします。なぜならば、第一に、諸構文を「型」として体得しておくことで、骨格から容易に英語を書くことができるようになるからです。第二に、リスニングにおいては、多少聞き逃しても構文さえわかっていれば全体の意味と文脈を推測できるからです。第三に、読解においては、どれほど一文が長くなっても、構文さえわかっていれば主語や動詞の特定ができるからです。要するに、構文は英語を学ぶ者にとって、学習の格好の足がかりなのです。
もう少し、実情に即して別の角度からも考えてみましょう。試験の作成者は、構文を使った部分に下線を引いて、そこをあえて問題にすることが多いのですが、本当に難しい英文を読む場合、むしろ構文のところだけは意味が取れて、そこをヒントにして全体の流れを推測
するという場合すらあるのです。特に、筆者は重要な主張をする部分で、あえて有名構文を巧みに使うことで、格式を高めたり、ユーモアを発揮したり、英文全体にアクセントをつけたりするので、構文が瞬時に分かることは英文読解の精度と速度を飛躍的に高める武器と
なり得ます。
本講座では、英文法の全体をもう一度俯瞰しつつ、上記のような英語の構文をできるだけ網羅的に理解し、それを範型にしてたくさんの英作文を作り、構文と英作文に徹底的に慣れてゆきます。
(難易度の高い講座となりますので、外部生の方が受講する際には、担当講師との面談が必要です。)