数式 × イメージ = 物理力!
式とイメージを駆使して解くスピードを徹底的に高める
開講日
- 1組 2025年1月8日(水)以後毎週水曜日 17:00~
- 2組 2025年1月11日(土)以後毎週土曜日 17:00~
高校物理学の全範囲を12ヶ月で講義・演習するコースです。全くの基礎から講義するので、予備知識は一切不要です。必要な数学も含めて一から講義します。
物理理論をつくる体験をする
完成された理論体系を天下りに押しつけるのではなく、自らの手で物理理論を再構築してゆく体験ができるように講義を進めると同時に、適切な質・量の問題演習を行い、本コースの内容のみで十分な入試対策となるよう配慮しています。基礎力養成で使用するテキストは、入試問題の単なる寄せ集めではなく、現象の本質的な理解を試すオリジナル問題によって編まれています。一方、入試対策期は、過去数年間の入試問題から演習価値の高いものを精選、テスト形式の演習によって実践的な力を養います。
数式とイメージの往復
物理学とは、公式の暗記と当てはめに終始する学問では決してありません。何より大切なのは、自然界の基本原理を見極めること。高校生だからここまででいいや、という妥協を排して、可能な限り正確な形で物理法則を理解し、様々な現象を数式とイメージの両面から説明できるようになることを目指します。
春学期 1月〜3月
I 力学
物理現象を記述するのに必要な数学の準備からはじめて、全ての分野の基礎となる「力学」全範囲を一から行います。3月末には、力学に関して知らないこと/わからないことはないという状態に仕上げることが目標です。同時に、物理の勉強の仕方というものを体得してもらいます。
物理1組の授業風景
講義内容
第1講 | 数学的準備・運動学 |
第2講 | 放物運動 |
第3講 | 運動方程式(質量とは?力とは?) |
第4講 | 運動方程式の演習 |
第5講 | 単振動 |
第6講 | 単振動の演習 |
第7講 | 運動量保存則 |
第8講 | 運動量保存則の演習 |
第9講 | エネルギー保存則 |
第10講 | エネルギー保存則の演習 |
第11講 | 円運動 |
第12講 | 角運動量保存則 |
第13講 | 剛体のつりあい・重心系 |
第14講 | 非慣性系 |
卒業生の声
- 小問を読まなくても、本文を読んだだけで立式できるようになるから、かなり速く解ける(暁星)
- やることが、かっちりしているところがいい(白百合)
- 式を立てなくても、だんだん何が起こるかわかるようになるところがすごい(駒東)
夏学期 4月
II 熱学
「力学」の良い演習材料として「熱学」を扱います。「熱学」は高校物理で扱う4分野の1つを占めますが、「力学」を学んだあとなら、1か月で十分完成できる分野です。工学的にはクーラーやエンジンの原理を扱い、「力学」で学んだ内容の現実世界への応用について学んでゆきます。学校行事で忙しい人、力学がまだ不十分な人はこの熱学を8月にまわすこともできます。
講義内容
第1講 | ミクロの量とマクロの量 |
第2講 | 状態方程式と第1法則 |
第3講 | 演習 |
第4講 | 準静的過程と不可逆過程 |
第5講 | 熱サイクル |
夏学期 5月〜7月
III 電磁気学
「力学」と双璧をなす、重要な分野である「電磁気学」を扱います。基本的には「力学」の勉強の仕方と全く同じなのですが、基礎方程式が「力学」では1つなのに対して、「電磁気学」では4つあるところが厄介なところです。この電磁気が終わると、物理に対して安心感がわき出します。
微積を使いますか?
使います。ただし、物理で使う数学は、すべて授業内で講義しますので、微積を知らないと困るということはありません。物理において微積は、法則を適切に理解する為に使います。問題を解く際には、最終的には理科はどの科目も時間制限との戦いになるため、微積を使った方が速い場合のみに使い、微積を使わない方が速い場合は使いません。
講義内容
第1講 | 数学的準備・場の考え方 |
第2講 | 電場中の電荷の運動 |
第3講 | 電位と静電エネルギー |
第4講 | 静電誘導と誘電分極 |
第5講 | 直流回路 |
第6講 | 非オーム抵抗・ダイオード |
第7講 | 磁場中の電荷の運動 |
第8講 | 電磁誘導 |
第9講 | 電磁誘導の演習 |
第10講 | 交流回路 |
第11講 | 電場と磁場の相互関係 |
夏学期 8月
IV 波動・原子
波動は「力学的波動」「電磁的波動」の二つにわかれており、それぞれが「力学」「電磁気学」の良い演習となります。今までは「熱学」「力学」「電磁気学」と、1600年から1800年代までの古典を扱っていたのですが、ようやく現代物理学の入口までくる分野です。「原子」では実際に現代物理学の一部を体感します。
古典の限界を知ることで、今までの「力学」「熱学」「電磁気学」の総復習となります。
講義内容
第1講 | 波動関数・横波と縦波 |
第2講 | 重ね合わせ・定常波 |
第3講 | 固有振動と共鳴・共振 |
第4講 | ドップラー効果 |
第5講 | 波としての光 |
第6講 | 干渉・回折 |
第7講 | 粒としての光 |
第8講 | 電子の波動性 |
第9講 | 量子力学入門 |
第10講 | もっと光を! |
冬学期 9月〜12月
総合演習
理科全般に言えることなのですが、入試問題は難問はほとんどなく、逆に普通の問題ではあるが時間が足りないというのが現状です。8月までに全分野が修了した今、どんな問題でも時間さえかければ、満点をとれるという状態に仕上げることが、この時期の目標です。時間無制限で毎回6問予習してきてもらい、その答案を互いに交換し、互いに採点し合うということを行います。採点者の視点を獲得してもらい、かつどうやったら解くスピードを上げることができるのかということを考える為の授業を行います。
テストゼミナール
本番の入試と同じ形式でテストを行い、その後、全問の解説、ならびに、答案の添削を行います。テスト慣れ、時間配分、答案作成法への精通など実践的に必要な様々なものを獲得する大事な時期です。この頃は精神的に辛い時期ですが、物理がその救いになるというのが毎年の卒業生の声です。
9・10月 総合演習
時間無制限で満点をとるための訓練
11・12月 テストゼミナール
時間制限の中、如何に点を多く取るかの訓練
2ヶ月間、連続全8回模試状態
テスト後即解説+添削指導
(テストゼミの効果は驚異的です)
春学期 1月〜3月
I 力学
物理現象を記述するのに必要な数学の準備からはじめて、全ての分野の基礎となる「力学」全範囲を一から行います。3月末には、力学に関して知らないこと/わからないことはないという状態に仕上げることが目標です。同時に、物理の勉強の仕方というものを体得してもらいます。
物理1組の授業風景
講義内容
第1講 | 数学的準備・運動学 |
第2講 | 放物運動 |
第3講 | 運動方程式(質量とは?力とは?) |
第4講 | 運動方程式の演習 |
第5講 | 単振動 |
第6講 | 単振動の演習 |
第7講 | 運動量保存則 |
第8講 | 運動量保存則の演習 |
第9講 | エネルギー保存則 |
第10講 | エネルギー保存則の演習 |
第11講 | 円運動 |
第12講 | 角運動量保存則 |
第13講 | 剛体のつりあい・重心系 |
第14講 | 非慣性系 |
卒業生の声
- 小問を読まなくても、本文を読んだだけで立式できるようになるから、かなり速く解ける(暁星)
- やることが、かっちりしているところがいい(白百合)
- 式を立てなくても、だんだん何が起こるかわかるようになるところがすごい(駒東)
夏学期 4月
II 熱学
「力学」の良い演習材料として「熱学」を扱います。「熱学」は高校物理で扱う4分野の1つを占めますが、「力学」を学んだあとなら、1か月で十分完成できる分野です。工学的にはクーラーやエンジンの原理を扱い、「力学」で学んだ内容の現実世界への応用について学んでゆきます。学校行事で忙しい人、力学がまだ不十分な人はこの熱学を8月にまわすこともできます。
講義内容
第1講 | ミクロの量とマクロの量 |
第2講 | 状態方程式と第1法則 |
第3講 | 演習 |
第4講 | 準静的過程と不可逆過程 |
第5講 | 熱サイクル |
夏学期 5月〜7月
III 電磁気学
「力学」と双璧をなす、重要な分野である「電磁気学」を扱います。基本的には「力学」の勉強の仕方と全く同じなのですが、基礎方程式が「力学」では1つなのに対して、「電磁気学」では4つあるところが厄介なところです。この電磁気が終わると、物理に対して安心感がわき出します。
微積を使いますか?
使います。ただし、物理で使う数学は、すべて授業内で講義しますので、微積を知らないと困るということはありません。物理において微積は、法則を適切に理解する為に使います。問題を解く際には、最終的には理科はどの科目も時間制限との戦いになるため、微積を使った方が速い場合のみに使い、微積を使わない方が速い場合は使いません。
講義内容
第1講 | 数学的準備・場の考え方 |
第2講 | 電場中の電荷の運動 |
第3講 | 電位と静電エネルギー |
第4講 | 静電誘導と誘電分極 |
第5講 | 直流回路 |
第6講 | 非オーム抵抗・ダイオード |
第7講 | 磁場中の電荷の運動 |
第8講 | 電磁誘導 |
第9講 | 電磁誘導の演習 |
第10講 | 交流回路 |
第11講 | 電場と磁場の相互関係 |
夏学期 8月
IV 波動・原子
波動は「力学的波動」「電磁的波動」の二つにわかれており、それぞれが「力学」「電磁気学」の良い演習となります。今までは「熱学」「力学」「電磁気学」と、1600年から1800年代までの古典を扱っていたのですが、ようやく現代物理学の入口までくる分野です。「原子」では実際に現代物理学の一部を体感します。
古典の限界を知ることで、今までの「力学」「熱学」「電磁気学」の総復習となります。
講義内容
第1講 | 波動関数・横波と縦波 |
第2講 | 重ね合わせ・定常波 |
第3講 | 固有振動と共鳴・共振 |
第4講 | ドップラー効果 |
第5講 | 波としての光 |
第6講 | 干渉・回折 |
第7講 | 粒としての光 |
第8講 | 電子の波動性 |
第9講 | 量子力学入門 |
第10講 | もっと光を! |
冬学期 9月〜12月
総合演習
理科全般に言えることなのですが、入試問題は難問はほとんどなく、逆に普通の問題ではあるが時間が足りないというのが現状です。8月までに全分野が修了した今、どんな問題でも時間さえかければ、満点をとれるという状態に仕上げることが、この時期の目標です。時間無制限で毎回6問予習してきてもらい、その答案を互いに交換し、互いに採点し合うということを行います。採点者の視点を獲得してもらい、かつどうやったら解くスピードを上げることができるのかということを考える為の授業を行います。
テストゼミナール
本番の入試と同じ形式でテストを行い、その後、全問の解説、ならびに、答案の添削を行います。テスト慣れ、時間配分、答案作成法への精通など実践的に必要な様々なものを獲得する大事な時期です。この頃は精神的に辛い時期ですが、物理がその救いになるというのが毎年の卒業生の声です。
9・10月 総合演習
時間無制限で満点をとるための訓練
11・12月 テストゼミナール
時間制限の中、如何に点を多く取るかの訓練
2ヶ月間、連続全8回模試状態
テスト後即解説+添削指導
(テストゼミの効果は驚異的です)