慶應義塾大学医学部医学科
田中 希枝 さん(都立日比谷高等学校卒業)
大学受験がゴールじゃない
中1からヴェリタスに通ってる人も多い中、高3からの入塾はかなり冒険でした。今までやってきた勉強とアプローチの仕方が全く違って、特に物理なんかは心が折れそうでしたね。例えば高校物理では、暗記で済ますところを論理的に学んだりとか、数式で表したりとか…なじみがないこともあって直感的に掴みづらく、だいぶ苦労しました。でも大学に入って、ヴェリタスで学んでおいて良かったなって。大学での学問って、高校と比べてより理論的というか、抽象的な話が多いのですが、普通なら暗記で済ますところをヴェリタスではどの科目も論理的に一から説明してくれて。もちろん当時は大変だったところもありましたけど、大学に入って周りがそのギャップに苦しんでいるのを見ると、自分の中ではちょっとアドバンテージがあるというか。あぁ、ヴェリタスでやったなぁって。ヴェリタスでの勉強が大学の勉強に近いから、大学での勉強は意外に楽にできてるんじゃないかと思ってます。ヴェリタスでは受験のための勉強だけど、ゴールは大学受験じゃないっていうか、その先を見据えているなって。だからヴェリタスでの学びが大学に入っても、直接生かされるんだと思います。
最後に強いのは原理を知っている人
国公立も含めて受験したところは全て受かったけれど、受験に余裕を持って臨めたかと言われるとそうでもなかった気がします。ギリギリだったかな。でも、テストゼミ※で場馴れできたというか、アウトプットの機会が沢山あったからそういう意味では余裕がありました。ヴェリタスの授業って、受験の為だけを考えると「若干遠回りかな?」と感じることもあるけれど、それがヴェリタスの良さだし、特徴だと思うし、私はそれを求めてヴェリタスっていう塾を選んだんだと思います。高校の教科書や学校の授業だと妥協しているのが分かるというか、定期テストとかも暗記で乗り切ってる感があってなんかモヤモヤしてたんです。私は「あまりよく分かってないけど暗記した定理を使う」っていうのは好きじゃなくて…。受験するとなると、最後に強いのはやっぱり原理を知ってる人じゃないかなって。その点、ヴェリタスでは誤魔化さずに学べたので、受験も上手くいったんだと思います。
※:9月以降に行われる授業形態のことで、毎週、テスト+解説を行います。