どの科も、基礎コースと受験コースに分かれています。(*物理・化学・生物科は受験コースのみ)
基礎コースとは?
概念構築の歴史的追体験を中心に行い、原則として前提知識を問わないコースです。主な受講対象者は中1〜高2の方です。
受験コースとは?
一年後に大学受験を迎える方を対象とし、独力で解けるために必要なことを網羅するコースです。主な受講対象者は高3・高卒の方です。
分かることと解けることは、同じではなく、分かっていても解けないこともあれば、解けていても分かっていないことがあります。
この二つを徹底的に結びつけることが重要です。基礎コースでは、『分かること』をメインに、受験コースでは、『解けること』をメインに扱います。
外部生におすすめ
近似と微積分
講座
U1,U2集中授業-1
分野
数II
レベル
☆☆
内容
扱う関数の範囲は数IIですが、数II・IIIを問わず微積分の基礎となる「微小量」という概念を軸に、これまで公式として与えられてきた式の意味を一つずつ見直すことで、微積分についての体系的な理解を得ることを目指します。「微小量」という概念を知った途端、それまで単なる記号に過ぎなかった dy や dx がいきいきと動き出し、微積分が具体的なイメージを持って理解されるはずです。
微積分の計算はできてもその意味がよく分からない、ちょっと難しくなるとどう解いて良いかわからないという人に最適の講座です。
大学入試基本演習補遺 -1,2月U3,4ダイジェスト-
講座
U3,U4集中授業-1
分野
数I,A
数II,B
レベル
☆☆☆☆
内容
1、2月で扱った論理・式の見方の総復習を行います。すべての問題に対して、十分な時間をかけて予習をしてくることが前提です。授業内で復習を終わらせるつもりで、受講に望んで欲しいと思っています。
聞いてわかることと自らの力で解けることには大きなギャップがあります。そのギャップを埋めるには、安易に答えを見るのではなく、適切なレベルの良問に対して脳に汗をかきながら考え続けることしかありません。この3月で標準的な入試問題はすべて一人で解けるようになりましょう。そして4月以降、やや難~難レベルの問題に対して、アプローチできる余裕をもてるようにすることが目的です(外部生の受講には担当講師との面談が必要です)。
外部生におすすめ
数III分野別総整理
講座
U1,U2,U3,U4理系集中授業-2,3B
分野
数III
レベル
☆☆☆
内容
数IIIについて一通りは学んだが、まだ入試問題を解くには不安があるという人を対象として、数III全分野にわたって、「概念」「定義」「定理」「基本手法」を演習を通じて整理・確認する講座です。4月以降、標準~やや難の入試問題に自らアプローチできるようになるためのベースをつくることを目的とします。
扱う問題は、数IIIの全範囲について基礎事項の確認を行えるよう配慮しセレクトします。また、入試問題を解くために必要な手法は、例題を交えてすべて講義します。
数III大学入試基本演習 テストゼミ
講座
F4集中授業-1,2
U1,U2,U3,U4理系集中授業-2,3A
分野
数III
レベル
☆☆☆☆
内容
数IIIについて、ある程度自信のある人を対象として、実践的なテストゼミを行う講座です。90分5問のテスト後、解説という形態をとります。テストは添削して翌日返却します。
典型問題からやや高度な問題を含む25問を通じて、理系範囲について問題の構造を把握し、より深い理解を養成します(外部性の受講には担当講師との面談が必要です)。
[物理] エネルギーと運動量
講座
物理1,2組集中授業-1,2
内容
「外力の作用が速度変化を生む」というのが、運動方程式に従って運動を解析する観点です。これに対し、運動量および運動エネルギーという量を導入した上で、それらの変化として運動を理解・分析することもまた、強力な手段です。この講座では、(1)時間の経過に対しこれらの量が変化しないという新しい形の法則(狭義保存則)に習熟すること、(2)運動方程式と本質的に同等であるはずのこの保存則が、運動方程式よりも便利なのはどのような状況かを整理することを目標とします。また、円運動や剛体のつりあいなどのテーマについても扱い、力学全範囲の講義を一通り完了します(既習範囲の確認の為、外部生の受講には担当講師との面談が必要です)。
外部生におすすめ
[化学] 化学平衡と酸化還元
講座
化学1,2組集中授業-1,2
内容
反応速度、化学平衡、酸・塩基、酸化還元、電池の各分野の講義および演習を行います。これらの分野は入試において好んで出題され、ほんの少しの理解度の違いが得点に大きく差がついてくる分野です。単なる公式の暗記にとどまらず、頭の中で描いた分子モデルを自分で動かすことによって、マクロな現象をミクロな視点から理解し、自分で説明できるようにすることを第一の目標とします(外部生の受講には担当講師との面談をおすすめします)。
外部生におすすめ
[生物] 総論的入試問題演習 -物質と細胞-
講座
生物集中授業
内容
生物は、多くの知識の寄せ集めで、丸暗記にならざるを得ないという意識を払拭してもらうための講座です。生物という科目は、基礎となる構造をつかめば、一見まとまりのない知識に対しても、つながりから理論的な考察が可能になる科目です。
本講座では、各回の冒頭に30分2問のテストを行ない、その後各問題において問われていること並びにその背景にある生命現象の基礎構造の解説を行います。扱う問題は、「生体を構成する物質」、「代謝」、「細胞分裂」、「転写・発現」、「遺伝」、「発生」、「進化」、「物質循環」といった、生物学全般にわたる理論の骨格を成す分野です。ただの知識ではなく、有機的につながった知識に変化させ、それと同時に、添削を通じて、(1)自力で理論を展開する力、(2)その理論を限られた文字数の中で文章化する力を付けていきます(丁寧に添削指導します)。みなさん一人ひとりに今後1年間の勉強方針を提示を行うことが本講座の目的です。
参考資料 - 理科・分野別取り扱い時期
物理
分野 | 時期 |
---|---|
力学 | 1-3月 |
熱学 | 4月 |
電磁気学 | 5-7月 |
波動 | 8月 |
原子 | 8月 |
化学
分野 | 時期 |
---|---|
理論 | 1-3月 |
無機 | 4-5月 |
有機 | 6-7月 |
生物
分野 | 時期 |
---|---|
総論 | 1-3月 |
各論 | 4-7月 |
英語総合研究-厳選英文法と長文演習-
講座
英語受験科A 集中授業-1
レベル
☆☆☆☆
+α
内容
本講座は、英語の基礎を確実に習得した上級者を対象に、文法解説と長文の2パートで演習を行います。
文法パートでは、毎日100問(予習50問+宿題50問)の文法問題を解答することが求められます。授業では、予習の50問のうちとくに重要な文法事項に解説を与えます。とくに今回扱う範囲は、①態、②仮定法、③比較、④名詞・代名詞、⑤否定・倒置です。
長文パートでは、比較的短めで難解な英語長文を授業内で解いてもらい、その後講師が解説をおこないます。長文のテーマは、文法パートとリンクしており、より効率的な学習ができるよう配慮されています。
(難易度の高い講座のため、受講には担当講師との面談が必要です)
短文精読と自動処理化
講座
英語受験科A 集中授業-2
レベル
☆☆☆☆
+α
内容
本講座は、文法の基礎を習得済みで、実践的な英語力を増強する段階に達した生徒を対象に、
・ 英文の一次文献から厳選された短文和訳演習(『短文和訳精説』)
・ 読解に直結する英語脳の働かせ方の習得(『認識から自動処理へ』)
・ 綴り字に対応しない発音規則の解説とディクテーションの訓練(『Methodology for Listening』)
をおこないます。各パートとも、上級者にふさわしいハイ・レベルな講義です。この講座をつうじて、来たるべき「難・長・速」のステップの足固めとしてください。
(難易度の高い講座のため、受講には担当講師との面談が必要です)
外部生におすすめ
英文法徹底解明 -短文暗唱1日100個-
講座
英語受験科B 集中授業-1
レベル
☆☆☆
内容
本講座は、基礎をおおむね完成させたが、いぜん不安が残る中級者を対象に、英文法の解説と、当該分野の短文の暗唱をおこなう講座です。自学自習が困難、あるいはそれによって問題を大きくさせてしまうような文法事項につき、一回かぎりの解説を聞くことによって、不明瞭を一挙的・決定的に解消することを目指します。とくに今回扱う範囲は、①比較、②時制・態、③法、④否定、⑤倒置です。いずれも英文法の根幹であり、かつ、曖昧な点を残しやすい分野です。これを機に基本文法書を卒業してください。またテキスト末には、当該分野の基本例文が毎日50個ほど掲載されます。即座に和文から英文に転換できることが要求され、講座終了後、全英作文のテストがおこなわれます。(日程は追って発表します)
外部生におすすめ
長文演習基礎 -長文・語彙・リスニング-
講座
英語受験科B 集中授業-2
レベル
☆☆☆
内容
本講座は、文法の基礎を習得隅で、実践的な英語力を増強する段階に達した生徒を対象に、
・ 長めだが易しい英文と短めだが難しい英文の演習・解説(『長文演習精説初級』)
・ 語源によって語彙力を倍増させる方法論の解説(『Vocabulary Building』)
・ 綴り字に対応しない発音規則の解説とディクテーションの訓練(『Methodology for Listening』)
をおこないます。授業は①が中心になり、徹底的な復習を要求します。他方、②と③は、今後の英語学習の気付薬となるでしょう。
(受講には担当講師との面談が必要です)
基礎英文法通解1 -比較・関係代名詞・関係副詞-
講座
英語受験科C 集中授業-1
レベル
☆
内容
本講座は、中学英文法と高校英文法の基礎がまだ未定着な初級者を対象に、根幹となる文法事項を詳説し、徹底的な英作文演習によってそれを血肉化する講座です。今回扱う範囲は、(1)比較、(2)関係代名詞、(3)関係副詞です。毎回のテキストには同系列の問題を扱う宿題を付し、圧倒的な演習量で定着に万全を期せるように配慮されています。「漏れなく、飛躍なく」を標榜する当講座を通して、基礎に徹することが応用への近道であること、さらには夏以降の飛躍への鍵であることを実感してもらいたいと思います。
※毎回チェックテストを30分間実施します。
基礎英文法通解2 -関係詞総復習・仮定法・助動詞-
講座
英語受験科C 集中授業-2
レベル
☆
内容
本講座は、中学英文法と高校英文法の基礎がまだ未定着な初級者を対象に、根幹となる文法事項を詳説し、徹底的な英作文演習によってそれを血肉化する講座です。今回扱う範囲は、(1)関係詞総復習、(2)仮定法、(3)助動詞です。毎回のテキストには同系列の問題を扱う宿題を付し、圧倒的な演習量で定着に万全を期せるように配慮されています。「漏れなく、飛躍なく」を標榜する当講座を通して、基礎に徹することが応用への近道であること、さらには夏以降の飛躍への鍵であることを実感してもらいたいと思います。
※毎回チェックテストを30分間実施します。
外部生におすすめ
現代文読解の方法
講座
現代文集中授業
ジャンル
現代文
内容
現代文で一番困るのは「何となくわかるけど、点数が取れない」ということです。しかも、何となくはできるために対策を怠り、最後まで点数がのびない教科になってしまいます。できない原因は二つ。「問題文を何となくしかわかっていない(正確に読んでいない)」こと、さらに「設問の要求と解答がズレている」こと。相手を誤って理解し、その要求と違うものを渡しても、喜ばれないのと同じです。
授業ではこの二点にポイントを絞ります。文章を正確に読む方法と設問のニーズに応じた解答の作り方を学び、「何となく」という現代文の落とし穴を脱出することがこの講座の目的です。
古典読解基礎講義 -文法の最適な用い方-
講座
古典集中授業
ジャンル
古文
漢文
内容
古文・漢文はそもそも現代語と地続きの日本語なので、感覚的に読める部分も多くあります。しかし現代と時間的に隔たっている以上、感覚だけでは正確に読めないのが現状でしょう。もちろん、文法を丸暗記してひたすら文章を分析していけば、読むことは可能になりますが、それでは時間がかかって仕方がありません。古典読解への近道は、現代語とは異なる部分に重点を置いて文法を理解し、それを適切に用いていくことです。
まずは、文章を読む際につまづく原因となる箇所にポイントを絞り、現代語の感覚では補いきれない文法や読むためのルールを手に入れます。そして、得られた知識を、要領良く最適な方法で用いることを確認していきます。必要最小限の文法で文章を正確に読み解く方法を身に付けることが、本講座の目的です(最低限の文法知識を前提とするため、受講希望の場合は担当講師との面談が必要です)。