受験生にとって、春からやってきたことの結果が目に見えて出はじめる時期になった。思うようにいかず、自分の勉強の仕方が間違っているのかと悩みに陥る人も多い。こうした悩みは人それぞれで、他の人と共有することがとても難しい。
自分みたいなおせっかいな講師は、ついつい声をかけて相談に乗りたくなる。しかし、生徒を本当に支えているのはそういった直接の相談ではない。
授業のない時間、ふとした瞬間に、半分雑談のように、最近の悩みや、分からないことを話す。講師と生徒の区別なく、自然に会話が発生する。そうした空気感の中で、自分の悩みを相対化できることが、打開につながっているのだ。他の受験生が何に悩み、どう闘っているか。ヴェリタスの外に出てみると、これを知る機会は意外と多くないと気づく。
結局自分に合ったやり方というのは、自分にしか見つけられない。講師として、先輩として、その助けになれればと思う。でも本当に必要なのは、前で導く人の言葉ではなく、横にいる人たちの姿だ。(U4担当 佐々木)