土曜の午後のヴェリタスは賑やかだ。入れ替わり立ち替わり生徒が質問に来たり、入塾希望者が相談に来たり、受付が開くと同時に自習に来る生徒もいる。今朝は早くから、新しい講師養成のための模擬授業も行われていた。生徒が来る前の静かな教室から、より良い授業のための真剣なやりとりが聞こえてくる。かたや世界を見渡せば、ウクライナでの戦争は収束の兆しを見せず、日本を含む多くの国々が史上初の猛暑に見舞われている。一方国内では追い討ちをかけるように誰も予想しなかった惨事が起こり、コロナは新株BA.5が猛威を振るい感染者が急増。これだけ想定を超えるできごとが頻度高く起こる日常だからこそ、ここに来れば「当たり前に」生徒たちが安心して質問できる場、楽しく議論できる場、講師・職員たちが学び合える場を作っていきたい。今日も数々のやり取りやいつも通りの風景からそんな風に思えたことに感謝である。