講座名/時間 レベル 内容紹介
文法・作文部門

和文英訳演習上級

―評論編―

第3タ-ム5限
3/25(月)~3/29(金) 17:40~19:40
Level4 集中授業-1

☆☆☆☆
+α
評論を題材として、難解な和文英訳の訓練を行います。通例、和訳問題として出題されるような文章を、本講座では逆に英作問題として扱います。授業は2パートからなり、前半では、諸構文・諸表現を網羅し、後半の英訳のための下地を整えます。後半では、我が国の著名な評論家(小林秀雄など)による文章を英訳してもらいます。脳内の知識の武器庫から、必要に応じて武器を援用する、文字通り「実戦」演習です。これまでに培った構文力、知識をフル稼動させて、論理に忠実に、美しく、力強く、英訳をしてください。もはや「英作」ではなく「翻訳」です。皆さんの翻訳文は、みなで読み合い検討します。その上で、翌日講師が添削の上、返却します。
文法・語法部門

前置詞の感覚

第4タ-ム4限
3/31(日)~4/4(木) 15:20~17:20
Level4 集中授業-2

☆☆☆ 前置詞についてネイティブがもっている感覚を身につけることがこの講座の目的です。複数の語句が集合し、全体でひとつの意味を形成している「熟語」、または「イディオム」と呼ばれる語彙表現の習得は、ひたすら各人の体力と集中力に任せた闇雲な暗記学習にゆだねられがちでした。しかしこの講義では、先行きのみえないそうした学習に終止符を打つべく、熟語表現の中核をなしている「前置詞」をひとつの切り口とすることで、個々の表現をかたまりとしてではなく1つ1つの語感から納得し、かつ網羅的に整理していきます。具体的には、(1)前置詞の類型化と文中での機能、(2)前置詞の意味論的拡張(時空間から比喩へ)、(3)前置詞を含む表現I(句動詞)、(4)前置詞を含む表現 II(品詞機能語)を講じていきます。テキスト巻末には、前置詞を含む熟語表現の総覧を掲載しますので、今後も必携し、語彙表現力を磐石のものとしてください。