IV 複素平面

複素数を平面上の点と同一視することで、一変数複素関数を平面から平面への点を移す変換と捉えます。特に複素数の四則演算に図形的な解釈を与え、これにより初等幾何の多くの問題が複素数で解決できるようになります。さらに、反転によって、円が直線に移り、直線が円に移ることを学び、最後に、一次分数変換が反転・回転・平行移動の組み合わせで表されることを示します。

受付横の白板を使って、数IIIの議論をかわす生徒達の様子

受付横の白板を使って、数IIIの議論をかわす生徒達の様子

使用テキスト: 「複素平面幾何学」
第14回 同一視
第15回 主体と客体
-演算を移動とみなす-
第16回 図形問題への応用
第17回 等角写像
-円が直線になり、直線が円になる-
第18回 一次分数変換