講座名/時間 | ジャンル | 内容紹介 |
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現代文論述演習-設問の要求と自分の認識のギャップを埋める-第1タ-ム5限 |
現代文 | 答案の誤りは大まかにいって、二種類に大別されます。一つは「文章そのものの内容がわかっていない」、もう一つは「設問の要求がわかっていない(もしくは曖昧である)」です。そして、圧倒的に多くの受験生は、後者の点で大きくつまずいているのです。というのも、設問の要求が何となくしかわかっていない場合、正しい解答を授業で示されても、結局「何となく自分の答案よりは正しそうなのはわかるけど……でもいまいちはっきりしない」ということで放置されてしまいがちだからです。 この講座では、どのように設問の要求を理解すべきなのかという原理、設問の要求を満たす解答を作るために必要な手順を確認しながら、問題演習を行います。また、一人一人の答案に対しては、設問の要求と自らの認識のずれを指摘していきます。「何となくわかる」ではなく、完全に明確な形で自分の答案の誤りを認識し、「何となくわかるのに点数が取れない」という状況を打破する手掛かりをつかんで下さい。 |
古典読解中級演習-古典世界の価値観をふまえる-第1タ-ム4限 |
古文 漢文 |
一文一文で誰が何をしているのかということはだいたいはわかる、にもかかわらず、文章全体の意味がわからない、このような体験をしたことはないでしょうか。ある程度の文法の力が身に付いた人にとっては意外と多くあるはずです。というのも、一つ一つの動作が実際にどのような意味を持つのかは、当時の常識や価値観というものが密接にからんでくるからです。例えば、「鶏の声が聞こえる」という事項は、古典の世界では「恋人との別れの時間」を意味するのですが、それがわからなければ話は止まってしまいます。話の展開を理解するために不可欠な最後の力がこの古典常識なのです。 この講座では、様々な古典世界の価値観を系統的に確認し、そのことを踏まえて文章を読む訓練を行い、語彙・文法・価値観という三本柱の完成をはかります(古典の基礎知識が必要となりますので、外部生が受講する場合には、担当講師との面談が必要です)。 |
2019-summer-exam-japanese-oldvadmin2022-09-18T16:33:31+09:00